~第62回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 赤銅についてご紹介します。
赤銅は、銅に3~5%の金を加えた合金を指します。象嵌細工などの日本の工芸品に多く用いられており、発色処理を加えると、青紫がかった黒色になります。発色処理のことを煮色仕上げ、色上げ、煮色等とも呼びます。赤銅が黒く見えるのは、煮色上げした銅の表面に、数μmの亜酸化銅の被膜ができるためで、この亜酸化銅の被膜の中に5~10nmの金の微粒子が分散しており、この金の微粒子が入射光を多重反射させながら吸収し減光させ、明度を低下させることで黒っぽく感じるようになるそうです。又、金を通った光は青くなりますが、厳密に言えば、青以外の波長の光を通さないためです。亜酸化銅本来の反射光は小豆色で、これらを混ぜる事で赤銅色と言われるやや青みがかった黒色となります。
ウスイ金属
2017年6月12日月曜日
2017年6月5日月曜日
洋白について~ウスイ金属豆知識
~第61回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 洋白についてご紹介します。
洋白とは、銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金を指します。洋銀・ニッケルシルバー・ジャーマンシルバーなどと呼ばれる場合もあります。
銅を50から70%、ニッケルを5から30%、亜鉛を10から30%配合した銀白色の合金は、柔軟性、屈曲加工性、及び耐食性に富み、装身具や電気抵抗線、バネ材料、楽器(フルートの管体や機構部・金管楽器の抜き差し菅の内管・トロンボーンの伸縮部内管等)の材料として使用されています。洋白に銀メッキを施したカトラリーは、特に洋白銀器と呼ばれています。また、硬貨の材料としても用いられる場合もあります。日本における現行の五百円硬貨は、銅72%、亜鉛20%、ニッケル8%の合金で出来ていますが、貨幣の世界ではこの合金をニッケル黄銅と呼んでいます。造幣局もこの成分の材質の正式名称としています。貨幣で言う洋銀貨とは、ニッケル成分が更に少なく、この合金に銀や錫を混ぜた物が使用されていました。
ウスイ金属
今回のウスイ金属豆知識は、 洋白についてご紹介します。
洋白とは、銅と亜鉛、ニッケルから構成される合金を指します。洋銀・ニッケルシルバー・ジャーマンシルバーなどと呼ばれる場合もあります。
銅を50から70%、ニッケルを5から30%、亜鉛を10から30%配合した銀白色の合金は、柔軟性、屈曲加工性、及び耐食性に富み、装身具や電気抵抗線、バネ材料、楽器(フルートの管体や機構部・金管楽器の抜き差し菅の内管・トロンボーンの伸縮部内管等)の材料として使用されています。洋白に銀メッキを施したカトラリーは、特に洋白銀器と呼ばれています。また、硬貨の材料としても用いられる場合もあります。日本における現行の五百円硬貨は、銅72%、亜鉛20%、ニッケル8%の合金で出来ていますが、貨幣の世界ではこの合金をニッケル黄銅と呼んでいます。造幣局もこの成分の材質の正式名称としています。貨幣で言う洋銀貨とは、ニッケル成分が更に少なく、この合金に銀や錫を混ぜた物が使用されていました。
ウスイ金属
2017年5月29日月曜日
ベリリウム銅について~ウスイ金属豆知識
~第60回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 ベリリウム銅についてご紹介します。
ベリリウム銅は、バネやバネ線の材等に使用されています。
熱処理を加えれば強度が増し、耐久性と電気伝導度を増強できる金属になります。
ベリリウム銅は、銅の合金の中で最高の強度をもっていますが、毒性があるので、ベリリウム銅合金については、注意すべき点があります。固体や最終製品に関しては、ベリリウム銅が健康へ与える影響はありませんが、機械加工や溶接の過程で出るベリリウム銅の粉塵を吸い込むと、肺に深刻な影響が出る危険性があるので、作業の際は、防塵マスクを使用する等の配慮が必要です。
ベリリウム銅は、最高の強度・非磁性・火花が出ない特性を生かして精密機器等に使用されている事が多いです。ベリリウム銅の道具は、危険とされている環境でも使用できるので、高価ではありますが、メリットは大きいと思います。
ウスイ金属
今回のウスイ金属豆知識は、 ベリリウム銅についてご紹介します。
ベリリウム銅は、バネやバネ線の材等に使用されています。
熱処理を加えれば強度が増し、耐久性と電気伝導度を増強できる金属になります。
ベリリウム銅は、銅の合金の中で最高の強度をもっていますが、毒性があるので、ベリリウム銅合金については、注意すべき点があります。固体や最終製品に関しては、ベリリウム銅が健康へ与える影響はありませんが、機械加工や溶接の過程で出るベリリウム銅の粉塵を吸い込むと、肺に深刻な影響が出る危険性があるので、作業の際は、防塵マスクを使用する等の配慮が必要です。
ベリリウム銅は、最高の強度・非磁性・火花が出ない特性を生かして精密機器等に使用されている事が多いです。ベリリウム銅の道具は、危険とされている環境でも使用できるので、高価ではありますが、メリットは大きいと思います。
ウスイ金属
2017年5月22日月曜日
青銅について~ウスイ金属豆知識
~第59回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 青銅についてご紹介します。
一般的な青銅はくすんだ青緑色であるが、本来は光沢のある金属になります。
添加物の量により、黄金色であったりします。加える錫の量が少なければ10円硬貨のような純銅に近い赤銅色になり、多くなると徐々に黄色味を増して黄金色となります。
ある一定量以上加えた際は、白銀色となります。
それ故、古代の銅鏡は錫の添加量の多い白銀色の青銅を素材としていたようです。
錫の添加量が多い程硬くなる性質をもっていますので、武器に使用されていましたが、硬いがもろいので、時代の流れで、銅色の青銅で鋳造後、水銀で磨いた後、アマルガムを生成させ、鏡面とする方法が主体となっていったようです。
青銅は酸化しますので、年月が経つにつれてくすんだ青緑色となってしまいます。
私達が、歴史の教科書でみた青銅器がくすんだ青緑色をしているのは、長い年月が経った証拠でもあります。その時代の最高技術で作られた先人からの宝物でもあります。
ウスイ金属
今回のウスイ金属豆知識は、 青銅についてご紹介します。
一般的な青銅はくすんだ青緑色であるが、本来は光沢のある金属になります。
添加物の量により、黄金色であったりします。加える錫の量が少なければ10円硬貨のような純銅に近い赤銅色になり、多くなると徐々に黄色味を増して黄金色となります。
ある一定量以上加えた際は、白銀色となります。
それ故、古代の銅鏡は錫の添加量の多い白銀色の青銅を素材としていたようです。
錫の添加量が多い程硬くなる性質をもっていますので、武器に使用されていましたが、硬いがもろいので、時代の流れで、銅色の青銅で鋳造後、水銀で磨いた後、アマルガムを生成させ、鏡面とする方法が主体となっていったようです。
青銅は酸化しますので、年月が経つにつれてくすんだ青緑色となってしまいます。
私達が、歴史の教科書でみた青銅器がくすんだ青緑色をしているのは、長い年月が経った証拠でもあります。その時代の最高技術で作られた先人からの宝物でもあります。
ウスイ金属
2017年5月15日月曜日
黄銅について~ウスイ金属豆知識
~第58回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 黄銅についてご紹介します。
黄銅とは、銅と亜鉛の合金の事を指します。銅と亜鉛の比率を変化させる事により、粘りや硬さが増します。真鍮は、黄銅の1つで、錆びにくく色も金色で大変美しいので、金管楽器、仏具、装飾具等に使われる事が多い様です。身近でよく使われていますので、見た事や触った事があると思います。黄銅は塩分に弱い特徴があり、塩分に触れると腐食しますが、錫を混ぜる事で塩分を含む海水に強い性質に変化します。錫を混ぜた黄銅は船舶部品に使用されています。別の物質を混ぜる事で新たな性質を持った合金が生まれ、その恩恵に私達は助けられて生きています。
ウスイ金属
今回のウスイ金属豆知識は、 黄銅についてご紹介します。
黄銅とは、銅と亜鉛の合金の事を指します。銅と亜鉛の比率を変化させる事により、粘りや硬さが増します。真鍮は、黄銅の1つで、錆びにくく色も金色で大変美しいので、金管楽器、仏具、装飾具等に使われる事が多い様です。身近でよく使われていますので、見た事や触った事があると思います。黄銅は塩分に弱い特徴があり、塩分に触れると腐食しますが、錫を混ぜる事で塩分を含む海水に強い性質に変化します。錫を混ぜた黄銅は船舶部品に使用されています。別の物質を混ぜる事で新たな性質を持った合金が生まれ、その恩恵に私達は助けられて生きています。
ウスイ金属
2017年5月8日月曜日
銅の性質について~ウスイ金属豆知識
~第57回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 銅の性質についてご紹介します。
銅は、磨かないと表面が黒くなりますが、この現象は酸化によるものになります。
よく磨いたらぴかっと光って、とても美しい光沢を放ちます。
見た目の美しさだけではなく、銅は、電気や熱もよく通しますし、さびにくい性質を持ち合わせています。銅は表面上黒くなりますが、中まで錆びることはありません。
又、銅は長い歳月を経て徐々に色調が変化します。
銅はその耐久性と色調の美しさから屋根に使用されており、現存する歴史ある建造物の屋根が緑青色なのは、銅が長い歳月をかけて変化した美しき姿そのものであります。
銅は、色の変化も楽しむ事ができ、重厚感をも感じさせる金属になります。
ウスイ金属
今回のウスイ金属豆知識は、 銅の性質についてご紹介します。
銅は、磨かないと表面が黒くなりますが、この現象は酸化によるものになります。
よく磨いたらぴかっと光って、とても美しい光沢を放ちます。
見た目の美しさだけではなく、銅は、電気や熱もよく通しますし、さびにくい性質を持ち合わせています。銅は表面上黒くなりますが、中まで錆びることはありません。
又、銅は長い歳月を経て徐々に色調が変化します。
銅はその耐久性と色調の美しさから屋根に使用されており、現存する歴史ある建造物の屋根が緑青色なのは、銅が長い歳月をかけて変化した美しき姿そのものであります。
銅は、色の変化も楽しむ事ができ、重厚感をも感じさせる金属になります。
ウスイ金属
2017年5月1日月曜日
銅について~ウスイ金属豆知識
~第56回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、 銅についてご紹介します。
銅は原子番号29の元素の事を指し、元素記号は Cuになります。
(周期表では11族に属する遷移金属になります)
又、高純度の銅を素銅と呼び、低純度の銅を山銅と呼び区別していたようです。
銅は柔らかく、電気をよく通しますので、その特性を生かして電気製品の至る所で使用されています。又、料理をされる方はご存じかと思いますが、銅鍋って最近はやっていますよね。こちらは、熱伝導率がよい為に、お料理が早く出来ると言われています。殺菌効果があり、とても美しい鍋になりますので、お持ちの方は大事になさって下さいね。
ウスイ金属
今回のウスイ金属豆知識は、 銅についてご紹介します。
銅は原子番号29の元素の事を指し、元素記号は Cuになります。
(周期表では11族に属する遷移金属になります)
又、高純度の銅を素銅と呼び、低純度の銅を山銅と呼び区別していたようです。
銅は柔らかく、電気をよく通しますので、その特性を生かして電気製品の至る所で使用されています。又、料理をされる方はご存じかと思いますが、銅鍋って最近はやっていますよね。こちらは、熱伝導率がよい為に、お料理が早く出来ると言われています。殺菌効果があり、とても美しい鍋になりますので、お持ちの方は大事になさって下さいね。
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