1900年代以降のアルミニウムと人類の関わりについてご紹介させていただきます。
【人類とアルミニウムの歴史・後編】
- 1894年 日本ではじめてアルミニウム製品が製造。
- 1897年 日本の民間でアルミニウム板の生産開始。アルミニウム製の鍋や水筒、弁当箱などが製造される。
- 1903年 ドイツのアルフレート・ヴィルムがジュラルミンを発明。この発明でアルミニウムの用途が一気に広がり、主要工業材料としての地位を確立。
- 1929年 日本でアルマイト処理が発明される。
- 1926年 予定存続期間を99年間とした国際カルテルがヨーロッパで誕生。
- 1934年 アルミニウムの製錬が日本で始まる。
- 1936年 日本で超々ジュラルミンが開発。
- 1959年 日本でレディメードアルミサッシが登場。
- 1969年 日本でのアルミニウムの総需要が100万トンを突破。
- 1970年 世界でのアルミニウムの総需要が1000万トンを突破。
- 1971年 日本でオールアルミ缶が登場。
- 1987年 日本でのアルミニウムの総需要量が300万トンを突破。
- 1990年 オールアルミボディ車「NSX」が日本の自動車メーカーホンダから登場。
- 1995年 世界でのアルミニウムの総需要が2000万トンを突破。
- 1996年 日本でのアルミニウムの総需要が400万トンを突破。
この歴史をたどる事で、日本や世界でのアルミニウムの需要の高まり、そして工業技術の目覚ましい発展がよくわかりますね。特に、日本で開発された超々ジェラルミンは飛行機などにも使用されるアルミニウムで、航空機の生産に大きく貢献している技術です。
ウスイ金属
0 件のコメント:
コメントを投稿