2017年5月8日月曜日

銅の性質について~ウスイ金属豆知識

~第57回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、  銅の性質についてご紹介します。

銅は、磨かないと表面が黒くなりますが、この現象は酸化によるものになります。
よく磨いたらぴかっと光って、とても美しい光沢を放ちます。
見た目の美しさだけではなく、銅は、電気や熱もよく通しますし、さびにくい性質を持ち合わせています。銅は表面上黒くなりますが、中まで錆びることはありません。
又、銅は長い歳月を経て徐々に色調が変化します。
銅はその耐久性と色調の美しさから屋根に使用されており、現存する歴史ある建造物の屋根が緑青色なのは、銅が長い歳月をかけて変化した美しき姿そのものであります。
銅は、色の変化も楽しむ事ができ、重厚感をも感じさせる金属になります。

ウスイ金属

2017年5月1日月曜日

銅について~ウスイ金属豆知識

~第56回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、  銅についてご紹介します。

銅は原子番号29の元素の事を指し、元素記号は Cuになります。
(周期表では11族に属する遷移金属になります)
又、高純度の銅を素銅と呼び、低純度の銅を山銅と呼び区別していたようです。

銅は柔らかく、電気をよく通しますので、その特性を生かして電気製品の至る所で使用されています。又、料理をされる方はご存じかと思いますが、銅鍋って最近はやっていますよね。こちらは、熱伝導率がよい為に、お料理が早く出来ると言われています。殺菌効果があり、とても美しい鍋になりますので、お持ちの方は大事になさって下さいね。

ウスイ金属

2017年4月24日月曜日

酸化アルミニウムについて~ウスイ金属豆知識

~第55回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、  酸化アルミニウムについてご紹介します。

 酸化アルミニウムとは、アルミニウムの両性酸化物の事を指し、通称はアルミナ・礬土と呼ばれます。天然のものは、結晶が三方晶系として産出されます。例えば、ルビーやサファイアは三方晶系の変異種で、金属イオンが微量に混入する事で発色し、宝石としての価値を見出しています。(微量に混入する成分により、赤や青に着色します)
酸化アルミニウムは、アルミニウムと酸素の結びつきが強力で、アルミニウムを単体で取り出すことは不可能でしたが、電気分解による抽出法を研究し、成功に導きました。
近年では、ボーキサイトからアルミナを製造する際は、バイヤー法が用いられています。

ウスイ金属

2017年4月17日月曜日

高純度アルミニウムの特徴について~ウスイ金属豆知識~

~第54回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、高純度アルミニウムの特徴についてご紹介します。

高純度アルミニウムとは、不純物が極めて少ない為、アルミニウムの特性が最大限発揮されます。

主な特徴は、不純物が少ない、析出物が無い、電気伝導性高い、耐食性が良い、柔らかい等があります。高純度アルミニウムは腐食しにくいので、表面処理をしなくても通常の環境下で使用した場合は、腐食せず、長い間光沢を保つ事ができます。

高純度アルミニウムの用途は柔らかく加工しやすいので、フラットパネルディスプレーや半導体の配線や電極材へ使用されたりと広い分野で使用されています。

又、現在工業的に量産されている高純度アルミニウムは不純物の総量が1ppm程度ですが、技術的にはさらに純度を高くすることも可能です。
技術の進歩ってすごいですね。

ウスイ金属

2017年4月11日火曜日

アルミニウムの可能性について~ウスイ金属豆知識~

~第53回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、アルミニウムの可能性についてご紹介します。

アルミニウムは生活の至る所で使われており、私達の生活を豊かにしてくれました。
 
まず、アルミニウムは人体に対して、無害・無臭・軽いです。この特性を生かして飲料缶や缶詰等の様々な広い分野で取り入れられています。なぜなら、アルミニウムは他の金属に比べて腐食しにくい特性があるからです。ですので、食品の保存に適しています。又、空き缶は回収後リサイクルされ、再びアルミニウムとして生まれかわります。再生地金を作る為のエネルギーも少なくてすみ、環境に優しい金属です。加工もしやすく自動車の軽量化が進む中、アルミニウムの応用範囲が広くなってきています。燃費向上と軽量化の鍵を握るのはアルミニウムだとされ、今注目を浴びています。

ウスイ金属

2017年4月3日月曜日

アルミニウムと砂型鋳造~ウスイ金属豆知識~

~第52回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識は、アルミニウムと砂型鋳造についてご紹介します。
まず砂型鋳造についてご紹介します。

砂型鋳造とは、その名の通りとかした金属を砂の型に流しいれて鋳造する方法です。
砂型鋳造は様々な金属の鋳造法として用いられていますが、アルミニウムでも有用です。そして砂型鋳造を用いて作られた鋳造物は、砂型鋳物と言います。

砂型鋳造では、寸法精度がなかなか出ずらいという難点もありますが、その他の鋳造方法と比較して最も低コストで作れるという利点がある他、試作期間も短縮出来るため、短い納期にも対応が容易な製法といえます。鋳造には型が必要となりますが、試作段階で何度型を作成しているとコストがかさんで行きます。そうした点で砂型鋳造は低コストなので大きなメリットがあると言えますね。

アルミニウムの鋳造には上記の砂型鋳造の他にも用途に合わせた様々な鋳造方法が用いられています。

ウスイ金属

2017年3月27日月曜日

アルミニウム合金のメリット~ウスイ金属豆知識~

~第51回 ウスイ金属豆知識~
これまで様々なアルミニウム合金の種類をご紹介してきましたが、今回のウスイ金属豆知識ではアルミニウム合金全体のメリットについてご紹介させていただきます。

各種アルミニウム合金によって製造方法に違いはあるものの、アルミニウム合金全体の性質として以下の様なメリットがあげられます。

☆鉄と比較して3分の1の重さしかなく非常に軽い
☆高い強度
☆切削や鋳造などが容易で加工性が高い
☆表面処理も容易
☆鉄鋼系のデメリットである低温脆性がアルミニウム合金にはない
☆高い電気伝導率
☆高い熱伝導率
☆医療器具など精密機器にも重宝される非磁性
☆再利用しやすい
☆調達がしやすく低コスト

如何でしょうか?
上記はアルミニウム合金が持つメリットのほんの一例ですが、とても魅力的な材料である事がおわかりいただけたと思います。

ウスイ金属