2017年3月14日火曜日

アルミ亜鉛マグネシウム合金~ウスイ金属豆知識~

~第49回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識では、アルミ亜鉛マグネシウム合金についてご紹介します。
アルミ亜鉛マグネシウム合金はその名の通り、アルミニウムに亜鉛そしてマグネシウムが混合されている合金です。

また、アルミ亜鉛マグネシウム合金は熱処理を行うと数あるアルミニウム合金のなかでも最も高い強度を誇ると言われています。さらにアルミ亜鉛マグネシウム合金の中にも様々な種類があり、強度を高めたもの、溶接構造用に配合されたものなどがあります。

ちなみに上記の強度を高めたアルミ亜鉛マグネシウム合金には、ジュラルミンをの強度を更に上げて改良した「超々ジュラルミン」などがあります。

この様に、アルミニウムは様々な成分と混ぜ合わせる事で多種多様なニーズにこたえる事の出来る合金を作れるのです。

ウスイ金属

2017年3月6日月曜日

アルミマグネシウムシリコン合金~ウスイ金属豆知識~

~第48回 ウスイ金属豆知識~
前回のウスイ金属豆知識では、アルミマグネシウム合金についてご紹介しましたね。
今回ご紹介するのは、アルミマグネシウム合金に更にシリコンが加わったアルミマグネシウムシリコン合金です。

これまでご紹介したアルミニウム合金はどれも、アルミニウムと何かだったので、アルミマグネシウムシリコン合金の様に2つの成分が加わっているアルミニウム合金は初紹介ですね。

アルミニウムに、マグネシウムとシリコンを加える事で高い強度や耐食性を生み出す事が可能となっています。その為、各種構造材料としても使用されています。デメリットとして溶接に弱いという点があります。その為アルミニウムの長所ともいえる熱伝導率が関係し、溶接個所だけでなく周辺部位に至るまで熱による強度の低下が生じる為、ボルトやナットといった機械的な接合を用いる事が多くなっている様です。

アルミニウムのもつ長所が短所となる場合もあるのですね。しかし、活用するシーンを適切に選択する事で短所をカバーしより長所を生かした使用が可能となります。


ウスイ金属

2017年3月1日水曜日

アルミマグネシウム合金~ウスイ金属豆知識~

~第47回 ウスイ金属豆知識~
今回のウスイ金属豆知識ではアルミマグネシウム合金をご紹介します。
アルミマグネシウム合金はその名の通り、アルミニウムにマグネシウムを加えた合金の事を指します。ただし、アルミマグネシウム合金と一口で言ってもとても幅が広く、マグネシウムの含まれる割合によって出来上がったアルミマグネシウム合金の性質もかなり変わってきます。一般的には0.5から5%のマグネシウムが混合されています。マグネシウムの含有率を上げるにつれて強度が上がります。
ただし、他のアルミニウム合金同様、強度を上げる反面、耐食性が下がるというデメリットもアルミマグネシウム合金は抱えています。

アルミマグネシウム合金の用途は、建築用のパネル、厨房機器から、船舶や車両など幅広い範囲で活用されています。

ウスイ金属

2017年2月20日月曜日

アルミシリコン合金~ウスイ金属豆知識~

ウスイ金属豆知識アルミニウム合金シリーズ!今回のウスイ金属豆知識では、アルミシリコン合金についてご紹介させていただきます。

アルミシリコン合金は、アルミニウムにシリコンを含む合金を指します。
アルミニウムにシリコンを加える事でどの様な効果が得られるのでしょうか?アルミニウムにシリコンを加えると、熱膨張率が抑えられると同時に、耐摩耗性も上がります。

その他の特徴としては、他のアルミニウム合金と比較してアルミシリコン合金は融点が低いという点があります。その為、溶接溶加材やろう材として使用される事もあります。ただし、アルミシリコンへ銅やマグネシウムなどを更に加え耐熱性を上げたものなど、アルミシリコン合金の中でも様々なタイプがあります。

ウスイ金属

2017年2月14日火曜日

アルミマンガン合金~ウスイ金属豆知識~

ウスイ金属豆知識アルミニウム合金シリーズ!今回のウスイ金属豆知識では、アルミマンガン合金についてご紹介させていただきます。

アルミマンガン合金は、アルミニウムの成分にマンガンを混ぜた合金です。
強度の弱いアルミニウムに対して、マンガンを混ぜる事で強度を高める事が可能となっています。

純アルミニウムに合金元素を加えて強度を高めようとすると、強度が上がる反面で耐食性や加工性などに難点が現れますが、アルミマンガン合金はそうした問題点も改善されている優れものです。

純アルミニウムよりも強度が高く耐食性の問題等を改善されたアルミマンガン合金の主な用途は、アルミ缶・屋根材・電球口金など幅広い用途で用いられています。

ウスイ金属

2017年2月6日月曜日

アルミ銅マグネシウム合金~ウスイ金属豆知識~

前回のウスイ金属豆知識では、ジュラルミンについてご紹介させていただきましたね。
今回のウスイ金属豆知識では「アルミ銅マグネシウム合金」についてご紹介させていただきます。

アルミ銅マグネシウム合金は、アルミニウムに銅を加える事で強度を上げたアルミニウム合金です。その強度は鉄鋼材料にも匹敵すると云われています。

アルミ銅マグネシウム合金は、加工に際して熱処理を行うタイプですが、熱処理を行う事で更に強度が上がるという特色を持ちます。

そしてアルミ銅マグネシウム合金の中には更に色んな種類があり、前回ご紹介させていただいたジュラルミン、それを凌ぐ超ジュラルミンなどもアルミ銅マグネシウム合金に分類されます。高い強度故に航空機の材料としても使われています。

ただし、前回のジュラルミンでもご紹介させていただきましたがアルミ銅マグネシウム合金は銅を含む事で強度が上がる一方で、耐食性が劣るという難点もあります。一長一短といった所ですが、耐食性を向上させる塗装や、純アルミを表面に圧延するという技法などで補う事も可能です。

ウスイ金属

2017年1月30日月曜日

ジュラルミン~ウスイ金属豆知識~

前回のウスイ金属豆知識では、アルミニウム合金をご紹介していく手始めとしてまず純アルミニウムについてご紹介させていただきましたね。

今回のウスイ金属豆知識では数あるアルミニウム合金の中でも特に有名な「ジュラルミン」についてご紹介させていただきます。

【ジュラルミンとは?】
ジュラルミンとは、アルミニウムに銅やマグネシウムなどを混ぜ合わせたアルミニウム合金です。1903年のドイツでジュラルミンは発見されました。ジュラルミンの特色は何と言っても「軽量」かつ「高い強度を誇る」という点です。
ジュラルミンを代表する製品といえば「ジュラルミンケース」を連想される方も多いと思います。ジュラルミンケースは、ジュラルミンのこうした軽くて頑丈な特性を活かして作られた製品なのです。また、ジュラルミンは発見から現在に至るまで航空産業を支える貴重な存在となっています。
ただし、他のアルミニウム合金に比べ耐食性などが劣るという欠点もジュラルミンは持ち合わせています。しかし日々の改良研究や、表面を塗装で保護するなど様々な工夫によりこうした欠点もカバーしてより有用に活用されています。

軽くて頑丈なアルミニウム合金、ジュラルミンでした。
ウスイ金属